みどり台小学校は､水害時以外の避難所です。
勇舞中学校は､水害時の避難所です。
緊急避難場所のみどり台１号公園及び２号公園には
防災に関する設備も備えもありません。
しかも 冬期は雪に埋もれています。

　 みどり台南町内会は､千歳市みどり台南１丁目から４丁目を対象として良好な地域社会の形成及び維持に
資することを目的として平成２５年に設立されました。
町内会の多くは､住民の私的な任意団体として存在していますが､みどり台南町内会は地方自治法 第260条
に規定された認可地縁団体として法人格を有する町内会です。
従って､任意団体では所有できない不動産等の財産を所有することが出来ます。
千歳市の町内会で最大の町内会館｢みどり会館｣・6.8ＫＷの自家発電機・テント・無線機・その他災害時
に備えた備品を有し災害時には公的なライフラインが寸断されても対応出来きます。
これらの設備は会員の一人として会員皆様が所有していることになります。
令和４年４月１日現在会員世帯数５９２　会員数１９０８(認可地縁団体は法の定める所により会員は世
帯ではなく０歳の赤ちゃんを含めた個人です)近くに､「みどり台小学校」が開校し通学の便も良くなり
人口が増えている地域です。
　みどり台南町内会が行っている事
①家庭ゴミ回収システムの構築
各家庭から出るゴミは､指定に従ってゴミ集積ボックスに集積すればゴミ回収車が回収して処理するシステ
ムとなっていますがゴミ集積ボックスは町内会が会員の皆さんに負担して頂いている会費で購入して配置し
このシステムのスタートを町内会の環境福祉部が担っています。
千歳市がゴミ集積ボックスを配置している訳ではありません。
②町内に配置される防犯灯の設置･維持･管理
町内に設置されている防犯灯は､町内会が費用を負担することを条件に千歳市の補助を得て設置したもので
す。
設置後の維持･管理は町内会の防災防犯安全部が行います。
③みどり会館の維持管理
千歳市で最大を誇る規模の町内会館で有り町内会活動の拠点で有る｢みどり会館｣は､みどり台南町内会が
所有する建造物で､災害時に必要な設備･備品を備えていて､いざと云うときに役に立つように総務部が維持･
管理しています。
④町内の防災･防犯･交通安全に関する活動
町内の防災計画･災害時行動指針･災害対策組織図等を作成し災害時の対応を共有し被害を最小限に止める
活動や付近に発生した犯罪等の情報を提供し防犯意識の向上を図ったり交通安全の啓蒙活動･防火意識の向
上を図る活動を防災防犯安全部が行っています。
⑤環境福祉に関する活動
　町内の美化運動や赤い羽根･歳末たすけあい運動など綺麗で衛生的な町造りや｢ゴセン川蛍の里プロジェ
クト｣の様な自然環境の保全･維持等に環境福祉部が活躍しいます。
⑥青少年育成活動
　親達に連れられて､この街に来た子供達にとって､この｢みどり台南｣は故郷(ふるさと)になります。
子供達が大きく育ち､この街を離れても故郷としていつまでも心に残る町でありたいと願い子供達に接
し町内の小学生で創る｢みどり台南子ども会｣を援助し､ジュニアリーダーを育成する講習会に子供達を参
加させ子供神輿などの行事を計画･実施しているのは青少年育成部です。
⑦その他
　集団資源回収事業は引越の時などに出る大形の段ボールや使用出来なくなった自転車･空き缶･雑紙･雑
誌新聞紙等 指定のゴミ袋を購入したり大形ゴミの手数料を払わず指定の日に玄関先に出しておけば回収
してくれるシステムで町内会と｢環境と緑の財団｣の契約によって行っています。
　｢みどり会館｣の開放事業は､付近の方々が色々な目的(商業的･政治的･宗教的目的を除く)で有効に活用
して頂けるように日常的に開放しております。
地域社会に発生する諸問題への意見集約
　認可地縁団体として町内会が発する見解や事案に対する賛否は､地域を代表する唯一のものとして社会
に発信できます。
公共機関等からの情報提供
千歳市 防犯協会 社会福祉協議会 小学校 中学校 教育委員会 消防署 警察署 等 公共機関及びそれに準じ
る機関からの情報･要請･注意喚起等の情報を回覧板･ホームページなどで提供します。
町内会行事の立案･実施
子ども盆踊り･子供神輿･新入学児童と父兄の集い･区会等現在も色々な行事を実施しておりますが､皆
様の御要望が有れば計画立案･実施して参ります。

町内会の基本は｢御近所付き合い｣です。
この｢みどり台南｣に移住して来られた方の多くは､ここを生活の基盤あるいは生涯の住み家として選ば
れたのだと思います。
その環境がより良いものであって欲しいと願うのは皆同じだと思います。
又､親に連れられて来た子供達にとってこの街は否応なく彼らのふるさとになるのです。
子供達に良い故郷の思い出を残してあげましょう。
その為に皆さんの御協力が必要になります。
まだ 入会されていない方が居られましたら是非入会下さい。

私達の街 　みどり台南には､ゴセン川と云う綺麗な小川が流れています。
私達の街より上流400･500ｍに湧水口がある この小川は一時工場排水を流したために
昔から生息していたホタルや小さな水中動物が絶滅したそうです。
今は､もとの綺麗な水になり周辺には水芭蕉などの野草が咲いています｡
倒木等も以前は散乱していて立ち入る事が出来ませんしたが､町内会の皆さんのおかげで
徐々に自然が戻ってきています。
奇跡的に｢絶滅危惧種｣に指定されている｢エゾトミヨ｣と云う小魚も生息している事が､
｢千歳サケのふるさと水族館｣館長によって確認されました。
まだホタルは見当たりませんが町内会の有志が立ち上がり倒木等を整理し､人が散歩で
出来る様にしたり､平家ホタルを飼育して放したりして、皆の癒やしの場にしようと
云うのが｢ゴセン川蛍の里プロジェクト｣です。
令和２年から町内会の皆が集まってコミュニケーションを深めながら､それぞれが
チェンソーで倒木を切ったり､草刈りをしたり､子供達は､ホタルの餌となるカワニナ
を自宅の水槽で飼育したり､ホタルの養殖を担当する大人は､”どの様にホタルを繁殖
させるか猛勉強”だったり、それぞれ別々の事をしながらも一つの目標に向けて協力
し合っています。
目標到達まで何年かかるか判りませんが、子供達が飛び交うホタルを指さしている姿
を思い浮かべながら頑張っています。